KAROは4,088車種 (2019年02月01日現在)以上の車輌型を保有しておりますが、適応のないヒストリックカーや特殊車種、またお客様のこだわり形状によるオリジナル形状など特別なマットの作製も承ります。
ご依頼の際は、お客様ご自身にて型紙をご用意いただき、注文書を添えてご注文ください。

型紙のトレースは、お預かりした型紙の「形」をなぞってデータ化しますので、お客様が作製された型どおりのマットが出来上がります。
もしもこのとき、型紙のラインにガタツキがあれば、マットのラインはきれいに仕上がりません。
また、型紙がよれていたり、ビニールではトレース(データの読み込み)ができません。
お客様のご要望どおりの型を製品化するため、正確な型紙を用意いただきますようお願い致します。
用意する紙について


- トレースの準備(シャープペン、はさみ、セロテープ、マット、重し用の本等)
- 型紙をセロテープで固定し、直線部分を型紙の直線にあわせる電話帳など重しを置き、トレース中に動かないようにします。
- トレースの注意:トレースペン ( シャープペンでも可 ) を使用し、型紙に対してペンを垂直に当て、作製したいマットを忠実にトレースします。
- トレースした線に忠実にハサミで切ります。
- ストッパーホールの位置やホールの直径サイズを記入します。
- 運転席はフットプレート位置を記入します。
- 完成した型紙
フットプレートの取付け位置ポイント
フットプレートの取付け位置は、お客様のドライビングポジションに合わせて決定しますが、ご家族でお車を運転する場合は、皆様のポジションを確認し、その部分をカバーする位置にご指示いただくことをお勧めいたします。
リアセンター部などのマットについて
リア席中央の床盛り上がり部分(リアセンター)等の型紙を作製される場合、KAROマットの素材特性によっては、床の傾斜に馴染みにくく跳ねてしまう場合がございます。
また、マットをつなぐ加工はございませんので、リア左右のマットと重なりを持たせて型紙を作られることをお勧めいたします。
型取り作業のポイント
型取り時は、床の形状に意識が向いてしまい、気づかぬうちに型紙がずれてしまうことがあります。 床面のシート側で紙を固定している場合は、特にアクセル周りやマットの前方の型を取るときに、型紙にズレがないか確認しながら作業を行ってください。
前後のズレだけでなく、左右に歪んでしまう場合もありますので、要チェックです。
用意するもの:ボールペン、メジャー、両面テープ(あるいは重し)、はさみ
- 用紙の大きさを決めるため、床面の縦・横方向の最大幅を測定します。
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用紙を作業しやすい大きさにして、固定用の両面テープを貼ります。
*用紙の一辺はきれいな直線にカットしておきます。
- 型を正確に取るために、シート側やドア側の直線ラインを基準にし、用紙の直線部分と合わせて床に置きます。
- 用紙が床に平らになるように全体に押さえ、順次型を取っていきます。フュエルオープナーなどのレバー等に干渉しないように、その部分を避けてラインを取ります 。
- フットレスト、アクセル、ブレーキ等の周りのラインを決めます。
- フットレスト等床の盛り上がり部分を避けながら、カットラインをひきます 。
- アクセルやブレーキ付近は、ペダルを強く踏み込んでもマットが引っかからないようにカットラインをひきます。
- この画像の車は、アクセルペダルが床面まで踏み込まれるため、マットが干渉しないように大きめにカットしています 。
- 型取りが終わったら、カットします *ラインが複雑な部分はラインよりも大きめにカットしておきます 。
-
カットした型紙を実車に敷き、型に問題がないか確認します。大きめにカットした部分は、もう一度床面と合わせてラインを確定します。
*用紙を小さくカットしすぎた場合は、紙を貼 りあわせて補正します。
- フュエルオープナーなどの細部もしっかりと確認します 。
- フットプレート位置を決めるため、実際にシートに座り、ペダル操作時のかかと位置を確認します。
-
アクセル、ブレーキ双方のペダル操作時のかかと位置に印をつけます。
*クラッチペダルの操作にも対応させる場合は、左足のかかと位置も印をつけておきます 。
- かかと位置をカバーするようにフットプレート位置を記入します。サイズ:縦 143 mm、横 234 mm( 写真は、フットプレートの大きさをイメージさせるため、黒い紙で FP サイズを用意しました)
- ▲ストッパーホールハトメ
マットストッパーの有無 ( 有りの場合はその形状と位置 ) を確認します。カロマットに取り付けるストッパーホールは真円のハトメ(内径: 10.5・12.0・13.5・15.0mm)と一部フロア固定式純正ストッパー フックにも対応いたします。上記に適応しない場合は、KAROオリジナルストッパーのご利用をお勧めいたします。

■真円タイプ | ||||||
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■楕円タイプ![]() |
![]() ![]() BMW |
- ストッパーの取り付けの指示は、円の中心を十字で印し、横にハトメのサイズを数字で記入します *円の記入は必要ありません。必ずサイズは数字で記入してください-すべての席の型紙ができましたら、紙を床面から丁寧にはがし、裏の両面テープに紙を付けて粘着面を塞ぎ、ラインの最終確認をします-カットしたラインにがたつきがあれば、切りすぎなように補正カットします。また小さくきりすぎた部分は紙を貼り合わせますが、これはガムテープを使用してください。
- 型紙に記入する指示は定規などを使うときれいに仕上がります 。
- 型紙に記入すべき事項(車種名、進行方向、フットプレート位置、マットのタイプとカラー、座席名、ストッパーホールの有無)をもれなく記入し、再度確認します。型紙完成 !!注文書と一緒にオーダー 。
- カロから、型紙と型紙どおりに作製された KARO マットが届きます。
- 完成したマットをお車に装着。貴方だけのオリジナルマット完成!きっとご満足いただけます!
■型紙表記例
型紙の表には、次の項目(1~7)について表記してください。

*KAROエンブレムは、型紙に指示がない限り、運転席マットのみのドア側にお取付けします。
運転席以外のマットにもエンブレム取付を希望される場合は、型紙に取付指示をしてください。
■型紙作製例


※お預かりした型紙は、製品と一緒にお客様へ
お戻しいたします。
お客様に型紙をご用意いただいてマットを製作する場合、型紙が届き次第、製作前に見積り金額をご連絡いたしますが、その算出方法は次のようになっております。この基準で算出した金額をお見積り金額として、ご連絡いたします。(お見積り後のご注文は、通常のご注文方法に準じます。)
弊社に到着した型紙は、図のようにして使用材料の長さ(面積)を計算し、それに基づきお見積り金額を算出します。

※ マットの最大幅は、123cmまで製作可能です。
型紙をお送りいただく前に概算見積りが必要な場合は、各マットの縦横の最大数値(一番長いサイズ)と製作希望のマットタイプを明記の上、こちらのお問合せフォームよりお問合せいただければ、おおよその金額をご案内いたします。